北の大地は重かった・・
今週はお客さんと一緒に北海道へ釣りに行ってました。
ここ数年、この時期になると
オホーツクに注ぐ河川に通っていて、
今年も待ちに待ったそのシーズンがやって来たのです。
雨季真っただ中の、ジメジメとした中部地方を離れ、
爽やかな草原広がる北の大地へと出発したんです。
いつも"超割"や"旅割"などを使って
なるべく旅費を節約していくのですが、
今年はサミットが行われる関係でしょうか?
随分な値上がりで、ビックリするほど高く、
しかもシートの多くは早い時期、
予約でいっぱいになっていました。
本当は旭川までのチケットを取りたかったのですが、
僕が申し込んだ時にはすでに遅く、全てSO。
名古屋~千歳が辛うじて取れたのですが
千歳からオホーツクまでは片道約500キロあるんですね。
車で走って5時間ほど、さすがに広いです。
日程はいつものように3泊4日の弾丸ツアーですから、
ゆっくりと北海道を満喫するわけにも行かず、
とにかく少しでも釣りの時間を増やそうと、
他のものにはわき目も触れず目的地に向かいました。
オホーツクの川で僕達が狙うのは野生の虹鱒。
しかもドライフライで「50センチアップ」
と言うのが目指すところなんですが、
北海道といえども2~3日の釣りでは
そう簡単に姿を見せてくれません。
30センチ前後のレインボーは数多く、
それなりに遊んでくれますが、
思い出に残るような強烈なファイトを見せる魚となると、
なかなか難しいものがあります。
しかし毎回、旅行中一度はそんなチャンスが訪れるんですね。
そうそう、初めてここを訪れたとき、
60センチはあろうかと思われるレインボーを
#12のドライフライでかけて、
好きなように引っ張り回された経験があり、
最終的にはランディング出来なかったその魚は
「北海道」と聞くと反射的に蘇って来るほど、
今でもクッキリと脳裏に焼き付いて離れないでいるんです。
その魚のおかげで、まさに病みついて通い続けているのです。
今回、そんなチャンスが巡ってきたのは最終日でした。
比較的大きなプールの対岸のバンク下で、
モンカゲロウのハッチに対して起こっていた、
いかにもなサイズのライズを見つけたんです。
キャストを始めるとライズを止めてしまう
魚とのタイミングを計りながら、
30分は同じスタンスで粘りましたかね‥‥
いいファイトでした‥長~いファイトでした‥
あとちょっと。
もう少し手を伸ばせば届くところまで来たんです。
今年はなぜか詰めが甘いですね~
いい魚は全部バレて行ってしまうんですよね。
参ったな…
帰りに川沿いの林道でキタキツネを見つけました。
写真を撮ろうと車のスピードを緩めると、
無防備に近づいて来ます。
車を止めるとなんとドアに手をかけて
「チョウダイ!」するんですね~~
びっくりです。ウチのリバーみたい‥
巣に子供が待っているのかな?なんて考えると
可哀想で、何かあげたかったけど、
心を鬼にしてその場を立ち去りました‥
今回はそんなキタキツネの横顔とあのレインボーの感触が
またしても重~い思い出となって…
帰って来てもなかなか仕事モードになりません。
あ~~…どっかでスッキリしたいです~(笑)
ここ数年、この時期になると
オホーツクに注ぐ河川に通っていて、
今年も待ちに待ったそのシーズンがやって来たのです。
雨季真っただ中の、ジメジメとした中部地方を離れ、
爽やかな草原広がる北の大地へと出発したんです。
いつも"超割"や"旅割"などを使って
なるべく旅費を節約していくのですが、
今年はサミットが行われる関係でしょうか?
随分な値上がりで、ビックリするほど高く、
しかもシートの多くは早い時期、
予約でいっぱいになっていました。
本当は旭川までのチケットを取りたかったのですが、
僕が申し込んだ時にはすでに遅く、全てSO。
名古屋~千歳が辛うじて取れたのですが
千歳からオホーツクまでは片道約500キロあるんですね。
車で走って5時間ほど、さすがに広いです。
日程はいつものように3泊4日の弾丸ツアーですから、
ゆっくりと北海道を満喫するわけにも行かず、
とにかく少しでも釣りの時間を増やそうと、
他のものにはわき目も触れず目的地に向かいました。
オホーツクの川で僕達が狙うのは野生の虹鱒。
しかもドライフライで「50センチアップ」
と言うのが目指すところなんですが、
北海道といえども2~3日の釣りでは
そう簡単に姿を見せてくれません。
30センチ前後のレインボーは数多く、
それなりに遊んでくれますが、
思い出に残るような強烈なファイトを見せる魚となると、
なかなか難しいものがあります。
しかし毎回、旅行中一度はそんなチャンスが訪れるんですね。
そうそう、初めてここを訪れたとき、
60センチはあろうかと思われるレインボーを
#12のドライフライでかけて、
好きなように引っ張り回された経験があり、
最終的にはランディング出来なかったその魚は
「北海道」と聞くと反射的に蘇って来るほど、
今でもクッキリと脳裏に焼き付いて離れないでいるんです。
その魚のおかげで、まさに病みついて通い続けているのです。
今回、そんなチャンスが巡ってきたのは最終日でした。
比較的大きなプールの対岸のバンク下で、
モンカゲロウのハッチに対して起こっていた、
いかにもなサイズのライズを見つけたんです。
キャストを始めるとライズを止めてしまう
魚とのタイミングを計りながら、
30分は同じスタンスで粘りましたかね‥‥
いいファイトでした‥長~いファイトでした‥
あとちょっと。
もう少し手を伸ばせば届くところまで来たんです。
今年はなぜか詰めが甘いですね~
いい魚は全部バレて行ってしまうんですよね。
参ったな…
帰りに川沿いの林道でキタキツネを見つけました。
写真を撮ろうと車のスピードを緩めると、
無防備に近づいて来ます。
車を止めるとなんとドアに手をかけて
「チョウダイ!」するんですね~~
びっくりです。ウチのリバーみたい‥
巣に子供が待っているのかな?なんて考えると
可哀想で、何かあげたかったけど、
心を鬼にしてその場を立ち去りました‥
今回はそんなキタキツネの横顔とあのレインボーの感触が
またしても重~い思い出となって…
帰って来てもなかなか仕事モードになりません。
あ~~…どっかでスッキリしたいです~(笑)
#
by watchett2
| 2008-06-15 14:27
| flyfishing
FFスクール・・
先月末、悪天候で順延した渓流でのスクールを、昨日の日曜に行いました。
前日までは曇り~雨といった天気予報でしたが、
時々日が差す絶好のスクール日和に恵まれました。
渓流のコンディションが一年中で一番良いと思われるこのシーズン、
雨季でもあるだけにさすがに天候が安定せず、
せっかく予定しても変更せざる得ない確率が高いんですよね。
ですから昨日は本当によかった‥ひと安心でした。
行き先の福井県九頭竜川支流の状況は、水量も水温も最高の状態。
日中のハッチがいつもに比べてなぜか少なく、その点に不満が残りましたが
魚の反応もそこそこに良く、僕にとっても納得のいくスクールになりました。
‥って自分が納得しても仕方がないか(笑)
「スクールを行いながら適度に魚が顔を出してくれる」
って言うのが理想なんですが、実際はなかなか難しいものがあるんです。
普段みたいにテンポよく釣り上がるわけではありませんので、
歩ける距離も短く、ポイントもそれなりに限られてしまいます。
しかし、結果として魚が出ないと説得力無いですからね~
とりあえずそれが出来て良かったです。
僕にとって日本の渓流でのフライフィッシングは、やはり特別のものですから、
譲れない"こだわり"があるんです。
「フライフィッシングらしいフライフィッシング」
これが僕のこだわりなんですが、
この"らしく"の中にはいろんなことが含まれているんです。
しかし、一番はなんといっても
"キャスティング"と"ラインコントロール"なんですね。
そのあたりのところが上手く伝われば‥といつも願っているんですが‥
とにかく…
ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
スクールが終わってから、このところ好調が続く九頭竜本流のプールで
石徹白川C&Rのイベントに参加してた岡Pと待ち合わせして、
一緒にイブニングを楽しみ(?)ました。
彼と一緒に行動すると、かなりの高確率で暗雲立ち込めて来て、
いきなりの土砂降りに見舞われたりするのですが、
昨日は奇跡的にいい天気。
きれいな夕焼けまで拝めたんです。
そして辺りが暗くなるにつれ、凄い数のストーンフライが飛び始めました。
スピナーフォールも夜空を覆うほど、
顔には息ができないくらいにガガンボが群がってきます。
「これは始まっちゃうのかなぁ~」
なんて、凄いライズを期待したのですが、水面は平穏そのもの・・・・
こんな最高な条件下で、ありえない‥
・・これも奇跡的?
結局、真っ暗になってから、彼が一匹のウグイをピロ~~ンと釣って、
僕はその"証拠写真"をしっかり激写して終了・・・・
あ~ぁ・・二人揃って何やってんだか…
情けなや…
前日までは曇り~雨といった天気予報でしたが、
時々日が差す絶好のスクール日和に恵まれました。
渓流のコンディションが一年中で一番良いと思われるこのシーズン、
雨季でもあるだけにさすがに天候が安定せず、
せっかく予定しても変更せざる得ない確率が高いんですよね。
ですから昨日は本当によかった‥ひと安心でした。
行き先の福井県九頭竜川支流の状況は、水量も水温も最高の状態。
日中のハッチがいつもに比べてなぜか少なく、その点に不満が残りましたが
魚の反応もそこそこに良く、僕にとっても納得のいくスクールになりました。
‥って自分が納得しても仕方がないか(笑)
「スクールを行いながら適度に魚が顔を出してくれる」
って言うのが理想なんですが、実際はなかなか難しいものがあるんです。
普段みたいにテンポよく釣り上がるわけではありませんので、
歩ける距離も短く、ポイントもそれなりに限られてしまいます。
しかし、結果として魚が出ないと説得力無いですからね~
とりあえずそれが出来て良かったです。
僕にとって日本の渓流でのフライフィッシングは、やはり特別のものですから、
譲れない"こだわり"があるんです。
「フライフィッシングらしいフライフィッシング」
これが僕のこだわりなんですが、
この"らしく"の中にはいろんなことが含まれているんです。
しかし、一番はなんといっても
"キャスティング"と"ラインコントロール"なんですね。
そのあたりのところが上手く伝われば‥といつも願っているんですが‥
とにかく…
ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。
スクールが終わってから、このところ好調が続く九頭竜本流のプールで
石徹白川C&Rのイベントに参加してた岡Pと待ち合わせして、
一緒にイブニングを楽しみ(?)ました。
彼と一緒に行動すると、かなりの高確率で暗雲立ち込めて来て、
いきなりの土砂降りに見舞われたりするのですが、
昨日は奇跡的にいい天気。
きれいな夕焼けまで拝めたんです。
そして辺りが暗くなるにつれ、凄い数のストーンフライが飛び始めました。
スピナーフォールも夜空を覆うほど、
顔には息ができないくらいにガガンボが群がってきます。
「これは始まっちゃうのかなぁ~」
なんて、凄いライズを期待したのですが、水面は平穏そのもの・・・・
こんな最高な条件下で、ありえない‥
・・これも奇跡的?
結局、真っ暗になってから、彼が一匹のウグイをピロ~~ンと釣って、
僕はその"証拠写真"をしっかり激写して終了・・・・
あ~ぁ・・二人揃って何やってんだか…
情けなや…
#
by watchett2
| 2008-06-09 23:42
| flyfishing
ジャネットが来た・・
今週の休みは忙しかったです。
"Blue Note nagoya"に"ジャネット"が来るというので、
以前から予定しておりまして…
"ジャネット"と言っても"ジャクソン"ではなく、
最近お気に入りのオーストラリアン・ジャズシンガー"ジャネット・サイデル"。
今回もベースのデヴィッド・サイデル、
そして、ギターのチャック・モーガンとの
お馴染みトリオでの来日だったのです。
これは見逃せない!と早々と予約を入れたのが今年の初め頃でした。
ただ、これが中途半端なことに、と言うかタイミングよくと言うか、
木曜の夜だったんですね。
予約を入れた時点ではシーズンオフでしたから、
全く考えもしなかったのですが、
やはりこの季節、釣りも行きたいし、ライブも観たいし…
休みは一日しかありませんから、微妙ですよね~
で、欲張って両方行くことにしました。
しかし、このところ木曜はまたしても雨のパターンになっているんですね。
早朝から結構強めの雨が降りしきる中、
行き先も決めずにうろうろとしたのですが、
そういった時はイイわけないですね‥
あっちの川こっちの川とツマミ食いのようにロッドを振りましたが
小さなヤマメが顔を出しただけ‥
「こんなことなら行かなきゃよかった…」も後の祭りでした。
それで夕方に備え、温泉入ってとっとと昼寝してました。
今回のライブは、題して「Jazz Elite2008」。
秋吉敏子&ルー・タバキンとジャネット・サイデル・トリオ
の豪華な2ステージ。
久々に楽しめましたね~
特に僕の好きな、ウクレレをジャズに取り入れた「マナクーラの月」という、
アルバムからの抜粋が良かったですね‥
ジャネット・サイデルのピアノ&ヴォーカルももちろんキュートでしたが、
チャック・モーガンのウクレレの音色は感激でした。
そういえば、FFFインストラクター試験官スーン・リーさんも
かっこいい古~いマーティンのウクレレ持ってたな‥
ウクレレ。。。いいですね‥どこにでも持ち運べるし。
あ~、またしても物欲がムクムクと…
彼女の写真撮りたかったけどもちろんNG・・
"Blue Note nagoya"に"ジャネット"が来るというので、
以前から予定しておりまして…
"ジャネット"と言っても"ジャクソン"ではなく、
最近お気に入りのオーストラリアン・ジャズシンガー"ジャネット・サイデル"。
今回もベースのデヴィッド・サイデル、
そして、ギターのチャック・モーガンとの
お馴染みトリオでの来日だったのです。
これは見逃せない!と早々と予約を入れたのが今年の初め頃でした。
ただ、これが中途半端なことに、と言うかタイミングよくと言うか、
木曜の夜だったんですね。
予約を入れた時点ではシーズンオフでしたから、
全く考えもしなかったのですが、
やはりこの季節、釣りも行きたいし、ライブも観たいし…
休みは一日しかありませんから、微妙ですよね~
で、欲張って両方行くことにしました。
しかし、このところ木曜はまたしても雨のパターンになっているんですね。
早朝から結構強めの雨が降りしきる中、
行き先も決めずにうろうろとしたのですが、
そういった時はイイわけないですね‥
あっちの川こっちの川とツマミ食いのようにロッドを振りましたが
小さなヤマメが顔を出しただけ‥
「こんなことなら行かなきゃよかった…」も後の祭りでした。
それで夕方に備え、温泉入ってとっとと昼寝してました。
今回のライブは、題して「Jazz Elite2008」。
秋吉敏子&ルー・タバキンとジャネット・サイデル・トリオ
の豪華な2ステージ。
久々に楽しめましたね~
特に僕の好きな、ウクレレをジャズに取り入れた「マナクーラの月」という、
アルバムからの抜粋が良かったですね‥
ジャネット・サイデルのピアノ&ヴォーカルももちろんキュートでしたが、
チャック・モーガンのウクレレの音色は感激でした。
そういえば、FFFインストラクター試験官スーン・リーさんも
かっこいい古~いマーティンのウクレレ持ってたな‥
ウクレレ。。。いいですね‥どこにでも持ち運べるし。
あ~、またしても物欲がムクムクと…
彼女の写真撮りたかったけどもちろんNG・・
#
by watchett2
| 2008-06-07 15:21
| diary