SAGE"SALT-HD"と Rio"Flats-Pro"
9月に入ってすでに一週間が過ぎてしまいました。今月は相変わらずガイド&レッスンなどで渓流や浜名湖に立っておりますが、
プライベートな釣りは少々ご無沙汰でした。
しかし、今月になってSAGEとRioから18年モデルとして登場した新しいモデルがデリバリーされ・・
これがなにやらタイムリーな、SALTシリーズのHD化"SALT-HD"とダイレクトコアを採用した、
フラット専用ラインその名も"Flats-Pro"と言う事で、これを手にしたら居ても立っても居られなくなり、
今週の休みはそれらを握りしめて浜名湖に行ってまいりました。
本当は晴天下でサイトフィッシングの最高な条件で試したかったのですが、この日はあいにくの曇天。
しかしそんな日は得てして風が少なく、テーリングにはもってこいの条件になることが多いのです。
朝の潮具合は満潮で、フラットに降りるのには少々水深があり過ぎたので、
各チャンネルで秋になるとボイルするシーバス(と言っても小っちゃいヤツ)を相手に取りあえず時間潰しをします。
僕がクロダイサイト用に選んだSALT-HDは690-4と言うシリーズの中で一番軽量なモデル。
空振りした感じは少し頼りないイメージでしたが、実際にラインをキャストすると、これがあり得ないくらいにスムース。
どんなレンジでも同じように正確なアンロードが得られ、気持ちの良いキャストが驚くほど楽に続けられます。
歴代のSAGEのSWシリーズはどのモデルにおいても、やはり"パワフル"さが第一の条件の様に作られておりましたが、
近年はその方向性が少し変わってきていて、用途に応じたアクションの出し方がより丁寧になっている印象です。
SALT-HDのキャストが気持ちいいのか?小っちゃいシーバスでも釣れればなんでも楽しくてやめられないのか?
ボイルが続く限り同舟者もロッドを置く気配がまったく感じられません。
それでも目の前のフラットがいよいよいい水位になって来たので、ウェーディングに切り替えてクロダイを狙います。
水深が深いうちは貝堀のおじさんと世間話をしながら時が来るのを待つと…やはり予想通り。
一面にテーリングが広がります!これまたすごい数!!今季、浜名湖用に揃えたフライラインはこれでついに4本目。
正直これは!と思うものが無かったのですが、"Flats-Pro"はこれまでに思ったすべての条件をクリアしているラインでした。
ヘッドの長さ、フロントテーパー形状、伸縮感、そして3色の色分けで得られるフライとの距離感。
どれをとってもパーフェクトです。しかし、今回は細かなタッチが伝わり過ぎ、
つい早合わせになってしまいバラシが続出(涙
テーリングの終盤で感じをつかみなんとか4匹のクロダイをキャッチしましたが、
あの感度の良さは逆に慣れが必要かな?などと思うほどでした。
来月は南の島へ遠征も控えていますし、いやいやますますサイトフィッシングが楽しくなってきましたね~
by watchett2
| 2017-09-08 20:22
| flyfishing