幸せな一日・・
木曜日、またまたトライアスロン的な釣りに出かけました。
毎回、荷物の量が多く車に積みきれないので
"タックルはなるべくシンプルに準備する"
と言うのが、暗黙の約束事になっているのです。
本流"スカジット用"で13'6"#7と、本流のドライフライ用の9'#4、
渓流用で7'10"#2の3セット、そしてベストは2着などなど・・
絞り込んでいるといっても僕ひとり分だけでも相当多いのに、今回はそれが4人分。
車のカーゴスペースは、ルームミラーが機能しないほど満載です。
車一杯に荷物と人間を積み込んで、早朝名古屋を出発。
取りあえず目指すはいつもの本流へ。
すでに明るくなった時刻に到着すると、川は渇水気味でした。
二人ずつに分かれ、僕とFさんはいつもよりも上流のポイントに入ることに・・
このところ4週続けて同じ方面を訪れているのですが、
山の緑が週ごとに深くなってます。
朝の冷たい空気が気持ちいい季節ですね~
本流のFFで、渇水気味は好条件とは思えなく
「チョッとやってみて×ならすぐに移動しよう」
などと言いながら、"スカジットヘッド"にT-14の7’をセット、
ラインの沈み加減をチェックしながら、プールの頭の瀬からスタートしました。
初めからあきらめモードの時、釣りはたいてい良くないのですが、
今回は予想が大きく外れ、数投目で流れているラインが止まるストライク!
派手なジャンプを見せたメスのレインボーは46センチ。
・・・これで一安心です。
Fさんと交代し、僕はこれまで実績のなかった、下流の小さなランに移動することにしました。
全体的に浅いプールの流れ込み付近、
水流によって出来たスリットのような川底を見つけ、
そこを重点的に流す作戦に。
スカジットシステムの真骨頂といったシチュエーションです。
丹念に探っていると突然、ドスッ!と重みのあるコンタクト!
今までのサイズを上回る魚だと・・思った瞬間、赤い魚体が水面を割りました。
ついに!遂に!!このサイズが来た・・
100メートルほど上流にいるFさんを振り返ると、彼、根掛りで悪戦苦闘中。
「う~~んファイトシーン写真に撮ってほしかったな・・・」
などと思いながらファイトを続けました。
ティペットは0Xでしたが慎重に、十分に時間をかけてランディングすると
鮮やかなレッドバンドの62cm。
うれしかった~~
・・で、「ニコパチ」撮ってもらおうと彼の方を見ると、まだ根掛りしている・・
~まったくなにやってんだろう?~
長いファイトで、疲れ果てていた魚の写真を急いで撮って流れに返し、
もう一度彼の方を見ると、今度は水辺でなにやらしゃがみこんでいる・・
「エッ!まさか・・・!?」
ただならぬ気配を感じて彼の元へ急ぐと・・
Fさんボーゼンとしていました。
彼の目前で水辺に横たわるそれを見て、僕も絶句してしまいました。
「なっなにこれっ!!」
ななっなんと!それはオスのレインボー。
顔つきまで変わってる70センチアップ・・・
すごいっ! 猛獣みたいな、こんな魚・・見たこと無い・・・
「Fチャンこれ釣ったらいけない魚なんじゃないの?」
半分冗談で言うと
「うん・・・」
と、ひと言返って来た。
追い討ちかけて、
「祟られるんじゃない!」
などと、適当なことを言うと、彼、即座にリリースしました(笑)
いや~凄かったです~~ビックリですね~
中部山岳の河川、まだまだ素晴らしいです・・・・
それからは二人とも余裕しゃくしゃく・・
ゆっくりぐっすりと昼寝も出来ました。
今回の夕方は九頭竜川本流でイブニングをすることに。
このところのハードな釣りが祟ってか?なんだか体がぐったりして来たので、
釣り歩くのはやめて、駐車スペースのすぐ下、
見るからにいい流れのプールで、ライズを待つことにしました。
大きな岩の上で横になっていると
上空には、おびただしい数のモンカゲスピナーが飛び交っている。
夕暮れが迫ると、ヒゲナガの乱舞も始まりました。
生命感いっぱいでいいですね・・
この2年ほど、この地方の河川はひどい増水が無く、
今年はどこの川も水生昆虫が多いですね。
最近、夕方はまったく目が見えないので、
最初から#10ほどの真っ白なカディスを結んでいます。
そんなフライが見えなくなりそうな時間帯、
対岸の岩スレスレを流すと、フライが静かに消えました。
#2のロッドを何度も絞り込んだ35センチのイワナが
ハードな一日のフィナーレを飾ってくれました。
う~~ん。充実した一日。
幸せでしたね~~
毎回、荷物の量が多く車に積みきれないので
"タックルはなるべくシンプルに準備する"
と言うのが、暗黙の約束事になっているのです。
本流"スカジット用"で13'6"#7と、本流のドライフライ用の9'#4、
渓流用で7'10"#2の3セット、そしてベストは2着などなど・・
絞り込んでいるといっても僕ひとり分だけでも相当多いのに、今回はそれが4人分。
車のカーゴスペースは、ルームミラーが機能しないほど満載です。
車一杯に荷物と人間を積み込んで、早朝名古屋を出発。
取りあえず目指すはいつもの本流へ。
すでに明るくなった時刻に到着すると、川は渇水気味でした。
二人ずつに分かれ、僕とFさんはいつもよりも上流のポイントに入ることに・・
このところ4週続けて同じ方面を訪れているのですが、
山の緑が週ごとに深くなってます。
朝の冷たい空気が気持ちいい季節ですね~
本流のFFで、渇水気味は好条件とは思えなく
「チョッとやってみて×ならすぐに移動しよう」
などと言いながら、"スカジットヘッド"にT-14の7’をセット、
ラインの沈み加減をチェックしながら、プールの頭の瀬からスタートしました。
初めからあきらめモードの時、釣りはたいてい良くないのですが、
今回は予想が大きく外れ、数投目で流れているラインが止まるストライク!
派手なジャンプを見せたメスのレインボーは46センチ。
・・・これで一安心です。
Fさんと交代し、僕はこれまで実績のなかった、下流の小さなランに移動することにしました。
全体的に浅いプールの流れ込み付近、
水流によって出来たスリットのような川底を見つけ、
そこを重点的に流す作戦に。
スカジットシステムの真骨頂といったシチュエーションです。
丹念に探っていると突然、ドスッ!と重みのあるコンタクト!
今までのサイズを上回る魚だと・・思った瞬間、赤い魚体が水面を割りました。
ついに!遂に!!このサイズが来た・・
100メートルほど上流にいるFさんを振り返ると、彼、根掛りで悪戦苦闘中。
「う~~んファイトシーン写真に撮ってほしかったな・・・」
などと思いながらファイトを続けました。
ティペットは0Xでしたが慎重に、十分に時間をかけてランディングすると
鮮やかなレッドバンドの62cm。
うれしかった~~
・・で、「ニコパチ」撮ってもらおうと彼の方を見ると、まだ根掛りしている・・
~まったくなにやってんだろう?~
長いファイトで、疲れ果てていた魚の写真を急いで撮って流れに返し、
もう一度彼の方を見ると、今度は水辺でなにやらしゃがみこんでいる・・
「エッ!まさか・・・!?」
ただならぬ気配を感じて彼の元へ急ぐと・・
Fさんボーゼンとしていました。
彼の目前で水辺に横たわるそれを見て、僕も絶句してしまいました。
「なっなにこれっ!!」
ななっなんと!それはオスのレインボー。
顔つきまで変わってる70センチアップ・・・
すごいっ! 猛獣みたいな、こんな魚・・見たこと無い・・・
「Fチャンこれ釣ったらいけない魚なんじゃないの?」
半分冗談で言うと
「うん・・・」
と、ひと言返って来た。
追い討ちかけて、
「祟られるんじゃない!」
などと、適当なことを言うと、彼、即座にリリースしました(笑)
いや~凄かったです~~ビックリですね~
中部山岳の河川、まだまだ素晴らしいです・・・・
それからは二人とも余裕しゃくしゃく・・
ゆっくりぐっすりと昼寝も出来ました。
今回の夕方は九頭竜川本流でイブニングをすることに。
このところのハードな釣りが祟ってか?なんだか体がぐったりして来たので、
釣り歩くのはやめて、駐車スペースのすぐ下、
見るからにいい流れのプールで、ライズを待つことにしました。
大きな岩の上で横になっていると
上空には、おびただしい数のモンカゲスピナーが飛び交っている。
夕暮れが迫ると、ヒゲナガの乱舞も始まりました。
生命感いっぱいでいいですね・・
この2年ほど、この地方の河川はひどい増水が無く、
今年はどこの川も水生昆虫が多いですね。
最近、夕方はまったく目が見えないので、
最初から#10ほどの真っ白なカディスを結んでいます。
そんなフライが見えなくなりそうな時間帯、
対岸の岩スレスレを流すと、フライが静かに消えました。
#2のロッドを何度も絞り込んだ35センチのイワナが
ハードな一日のフィナーレを飾ってくれました。
う~~ん。充実した一日。
幸せでしたね~~
by watchett2
| 2008-05-17 02:06
| flyfishing