普段通りな贅沢・・
毎日毎日被災地から痛ましいニュースが伝わってきます。
そして原発周辺は現在進行形で深刻な問題が山積み・・
400㌔以上離れた名古屋にいてもこんなに不安に駆られるのに、近隣の方々はどんな気持ちなんだろう?
‥そんなことを考えているとますます気持ちが沈みます。
なので、釣りに出かけたくなるスウィッチが入らない状態が続いておりますが、
西日本に住んでいる人々は平常を保つべき。との声も聞こえてきますし、
蒲田川に少し活性が戻ってきた。とのうわさも聞きましたので、
重くなりつつありました腰を持ち上げて、まだ雪景色の残る平湯峠を越えてまいりました。
今シーズン蒲田川への釣行は2度目。
解禁当初は前回のエントリーでお知らせした通り、
「蒲田川史上初」と言って良いくらい最悪なコンディション。
この川を知り尽くした面子が口をそろえて
「絶対に魚がいない」なんてキッパリと言い切るくらいの状況でした。
低水温で魚の反応が悪いって言うのならわかるのですが、
"シロハラコカゲロウ"の近年稀に見るスーパーハッチ状態で無反応が続いてましたからね~
そう思えたのも無理が無かったのです。
しかし、それから3週間ほどが経って、水温上昇を知らせてくれる
"マエグロヒメフタオ"のハッチもそろそろ始まってると言うので、
もう一度このタイミングで状況を見ておきたかったのです。
木曜の朝、栃尾の気温はマイナス3度。薄曇りで風もなく条件的にはいい感じ。
今回同行者は6名。いつものようにポイントを割り振ります。普段のシーズンなら他の釣り人も多くて、
入渓は思うようにいかないのですが、さすがに今回、川には人が少なく思い通りに運べる感じ・・
実際に流れを目の前にすると、それまでいまひとつ乗りが悪かった気分も高揚しはじめます。
2710-4TXLFにゆっくりとラインをセットしファーストキャスト。
流れのカタの落ち際にフライが差しかかると岩陰からイワナが浮上し、ゆっくりとくわえます。
幸先いい久しぶりの感覚を味わいながらランディングするとずっと餌にありついてなかったのか?少々細めの魚体。
続いて次のポイントへキャスト・・信じられない事にまたしてもイワナが反応します。
その後もほとんどのポイントからイワナとヤマメが交互に顔を出してくれる…
「お前たち今までどこにいたの?」って感じです。
そうこうしながら正午頃たどり着いたプールでは頻繁なライズも見られます。
水面を凝視すると無数の"フタバ"が流下し始めています。
ライズの主はなかなかいいサイズのヤマメ達・・
思いのほか魚が出て、約束した時間内に思った場所まで釣り上がれず、
後ろ髪引かれながら待ち合わせ場所の「宝山荘」へ戻りました。
実際、長良川でもここ蒲田川でも、フタバコカゲロウのハッチは、
魚の活性を上げる大きな要因であることは間違いありません。
しかし、本当にそれだけがこの状況を変える原因だったのでしょうか?
う~~ん自然はやっぱり計り知れないです…
そんなふうに今週の休みは、大変な状況の中"日常"のありがたさをあらためてかみしめることが出来、
普段通りという贅沢な一日を過ごすことが出来たのです…
そして原発周辺は現在進行形で深刻な問題が山積み・・
400㌔以上離れた名古屋にいてもこんなに不安に駆られるのに、近隣の方々はどんな気持ちなんだろう?
‥そんなことを考えているとますます気持ちが沈みます。
なので、釣りに出かけたくなるスウィッチが入らない状態が続いておりますが、
西日本に住んでいる人々は平常を保つべき。との声も聞こえてきますし、
蒲田川に少し活性が戻ってきた。とのうわさも聞きましたので、
重くなりつつありました腰を持ち上げて、まだ雪景色の残る平湯峠を越えてまいりました。
今シーズン蒲田川への釣行は2度目。
解禁当初は前回のエントリーでお知らせした通り、
「蒲田川史上初」と言って良いくらい最悪なコンディション。
この川を知り尽くした面子が口をそろえて
「絶対に魚がいない」なんてキッパリと言い切るくらいの状況でした。
低水温で魚の反応が悪いって言うのならわかるのですが、
"シロハラコカゲロウ"の近年稀に見るスーパーハッチ状態で無反応が続いてましたからね~
そう思えたのも無理が無かったのです。
しかし、それから3週間ほどが経って、水温上昇を知らせてくれる
"マエグロヒメフタオ"のハッチもそろそろ始まってると言うので、
もう一度このタイミングで状況を見ておきたかったのです。
木曜の朝、栃尾の気温はマイナス3度。薄曇りで風もなく条件的にはいい感じ。
今回同行者は6名。いつものようにポイントを割り振ります。普段のシーズンなら他の釣り人も多くて、
入渓は思うようにいかないのですが、さすがに今回、川には人が少なく思い通りに運べる感じ・・
実際に流れを目の前にすると、それまでいまひとつ乗りが悪かった気分も高揚しはじめます。
2710-4TXLFにゆっくりとラインをセットしファーストキャスト。
流れのカタの落ち際にフライが差しかかると岩陰からイワナが浮上し、ゆっくりとくわえます。
幸先いい久しぶりの感覚を味わいながらランディングするとずっと餌にありついてなかったのか?少々細めの魚体。
続いて次のポイントへキャスト・・信じられない事にまたしてもイワナが反応します。
その後もほとんどのポイントからイワナとヤマメが交互に顔を出してくれる…
「お前たち今までどこにいたの?」って感じです。
そうこうしながら正午頃たどり着いたプールでは頻繁なライズも見られます。
水面を凝視すると無数の"フタバ"が流下し始めています。
ライズの主はなかなかいいサイズのヤマメ達・・
思いのほか魚が出て、約束した時間内に思った場所まで釣り上がれず、
後ろ髪引かれながら待ち合わせ場所の「宝山荘」へ戻りました。
実際、長良川でもここ蒲田川でも、フタバコカゲロウのハッチは、
魚の活性を上げる大きな要因であることは間違いありません。
しかし、本当にそれだけがこの状況を変える原因だったのでしょうか?
う~~ん自然はやっぱり計り知れないです…
そんなふうに今週の休みは、大変な状況の中"日常"のありがたさをあらためてかみしめることが出来、
普段通りという贅沢な一日を過ごすことが出来たのです…
by watchett2
| 2011-03-26 14:54
| flyfishing